斎藤利太吾
博士〜!また給料明細を見てため息が出ちゃいました…。手取りは増えないし、残業ばっかり。このままじゃ将来が不安で夜も眠れませんよ…。
運用 博士
また金の心配か、利太吾よ。お主はいつもそうじゃな。
斎藤利太吾
だって、SNSとか見てると「高配当株でサイドFIRE!」みたいな人がキラキラして見えるんですもん!でも、株って怖いイメージがあって…僕みたいな初心者でも安全に始められる方法ってないんですか?
運用 博士
ふむ…目先の利回りや派手な言葉に踊らされておるな。そういう考え方こそが失敗への入り口じゃぞ。
斎藤利太吾
えぇっ!?違うんですか?
運用 博士
うむ。今回は、一攫千金を狙う投機ではなく、10年、20年先も安定的にお金を生み出し続ける「じぶん年金」の作り方を特別に教えてやろう。新NISAを正しく使えば、お主のような臆病者でも着実に資産を育てられるからのう。
なぜ「高利回り」より「減配しない」が重要なのか?
斎藤利太吾
博士、さっき「目先の利回りに踊らされるな」って言ってましたけど、どういうことですか?利回りが高い方が、いっぱいお金がもらえるからお得じゃないんですか?
運用 博士
うむ、それが初心者が陥りがちな典型的なワナなんじゃ。重要なのは、その配当が「来年も、再来年も、安定的にもらえるか」ということじゃよ。
高利回りの裏に潜む「減配」という罠
斎藤利太吾
えっと…つまりどういうことです?
運用 博士
高利回りの株には、「減配(げんぱい)」というリスクが潜んでおる場合があるんじゃ。
斎藤利太吾
ゲンパイ…?配当が減るってことですか?
運用 博士
その通りじゃ。例えば、今の利回りが5%と非常に魅力的な株があったとしよう。しかし、翌年に会社の業績が悪化して「ごめん、配当金半分にします」と宣言されたらどうなる?
斎藤利太吾
えっ!そんなのアリなんですか!?それじゃあ、実質的な利回りは2.5%に下がっちゃうじゃないですか!大損した気分です…。
運用 博士
そうじゃろう。株価も下がる可能性が高いからのう。だから、ワシは目先の数字の高さよりも、「減配しない」という信頼性を重視すべきだと考えておるんじゃ。
心の安定剤!「累進配当」を掲げる企業とは?
斎藤利太吾
減配しない信頼性…。そんなのどうやって見分けるんですか?
運用 博士
良い質問じゃ。そこで注目すべきが「累進配当(るいしんはいとう)」を宣言している企業じゃ。
斎藤利太吾
ルイシンハイトウ…?また難しい言葉が…。
運用 博士
安心せい、簡単じゃ。これは企業が株主に対して「配当は減らしません(減配はしません)。現状維持か、もしくは増やします(増配します)」と約束することじゃ。
斎藤利太吾
えええ!?そんな太っ腹な約束をしてくれる会社があるんですか!?
運用 博士
あるんじゃよ。もちろん、経済危機などで見直される可能性はゼロではないが、この方針を掲げるには、よほどの経営体力と将来への自信が必要じゃ。じゃからこそ、我々投資家にとっては最高の「心の安定剤」になるんじゃな。
斎藤利太吾
なるほど!利回りが4%でも来年2%になるかもしれない株より、今3%でも毎年3%以上もらえる方が、ずーっと精神的に楽ですね!やっと意味が分かりました!
運用 博士
うむ。その通りじゃ。この安定したキャッシュフローこそが「じぶん年金」の土台となるんじゃぞ。
新NISA×永久保有が「じぶん年金」の最適解なワケ
斎藤利太吾
減配しない「累進配当」の会社が良いのは分かりました!で、それを買うならやっぱり話題の新NISAが良いんですよね?
運用 博士
うむ!利太吾にしては察しが良いのう。2024年から始まった新NISAと、この「減配しない株を永久に持ち続ける」戦略は、まるでバターとパンケーキのように最高の組み合わせなんじゃ。
非課税メリットを最大限に活かす「インカムゲイン」
斎藤利太吾
最高の組み合わせ!でも、そもそも新NISAって何がそんなにスゴイんですか?
運用 博士
新NISAの最大のメリットは、投資で得た利益がまるまる非課税になること。そして、その非課税で保有できる期間が無期限になったことじゃ。
斎藤利太吾
無期限!それはすごい!
運用 博士
そうじゃ。ここで重要になるのが「インカムゲイン」という考え方じゃ。
斎藤利太吾
いんかむげいん…?
運用 博士
株などの資産を保有し続けることで、継続的に得られる利益のことじゃ。今回の話で言えば「配当金」がそれにあたる。ちなみに、株を売買して得られる利益は「キャピタルゲイン」と言うぞ。
斎藤利太吾
なるほど、配当金がインカムゲインですね。
運用 博士
うむ。非課税期間が無期限になったことで、短期的な売買でキャピタルゲインを狙うよりも、優良な株をずーっと持ち続けて、毎年チャリンチャリンと入ってくる配当金を一生涯、非課税で受け取り続ける戦略が非常に有効になったんじゃよ。
売らないから暴落も怖くない!「永久保有」というマインド
斎藤利太吾
でも博士、株価が暴落したらやっぱり怖いですよ…。リーマンショックとか、コロナショックとか、また来たらどうしようって…。
運用 博士
ふむ。そこがこの戦略の最も優れた点じゃ。我々の目的は「株を高く売って儲ける」ことではない。「持ち続けて配当金をもらい続ける」ことじゃ。
斎藤利太吾
あ、そっか!
運用 博士
累進配当を掲げるような財務が健全な企業は、過去の経済ショック時でも配当を維持、あるいは増配してきた実績があるところが多い。株価が一時的に半分になろうとも、配当金さえちゃんと出ていれば、我々は何も困らんのじゃ。
斎藤利太吾
たしかに!売るつもりがないんだから、株価が下がっても関係ないんですね!むしろ、お給料が入ったら安く買い増せるチャンスってことですか?
運用 博士
その通りじゃ!100点満点の回答じゃぞ、利太吾!「売らない」と決めることで、日々の株価の変動に心を乱されることなく、心穏やかに「じぶん年金」を育てていけるんじゃ。
初心者におすすめ!減配しない「じぶん年金」銘柄3選
斎藤利太吾
博士!理屈はもうバッチリです!で、結局のところ、具体的にどの会社の株を買えばいいんですか!?早く教えてください!
運用 博士
こら、落ち着かんか。投資は自己責任が原則じゃが、今回はワシが考える「じぶん年金」の最初の1ピースにふさわしい、代表的な企業を3つ紹介しよう。
1. 三菱商事(8058) – 資源からコンビニまで
斎藤利太吾
三菱商事!名前は聞いたことあります!なんかすごそうな会社ですよね?
運用 博士
うむ。日本を代表する総合商社じゃな。事業内容が非常に幅広いのが特徴で、資源エネルギー、機械、化学品から、ローソンのような生活に身近な分野まで手掛けておる。
斎藤利太吾
へぇー!なんでもやってるんですね!
運用 博士
そのおかげで、特定の業界が不況になっても他の事業でカバーできる「分散効果」が企業単体で効いておるのが強みじゃ。株主還元にも非常に積極的で、「累進配当」を明確に宣言しておるぞ。
2. NTT(9432) – 通信インフラの絶対王者
斎藤利太吾
NTT!僕のスマホもドコモです!
運用 博士
そうじゃな。携帯電話や光回線といった通信インフラは、今や電気やガスと同じく生活に無くてはならないものじゃ。こういう景気の影響を受けにくいディフェンシブな事業は、「じぶん年金」作りと非常に相性が良い。
斎藤利太吾
たしかに、不景気だからってスマホ解約する人は少ないですもんね。
運用 博士
うむ。NTTは長年にわたって増配を続けてきた実績があり、安定感は抜群じゃ。2023年に株式を25分割して、1株あたり200円以下で買えるようになったから、お主のような初心者でも始めやすいじゃろう。
3. 東京海上ホールディングス(8766) – 損害保険の巨人
斎藤利太吾
保険会社もいいんですか?なんだか難しそうなイメージです。
運用 博士
東京海上は損害保険業界で国内トップの企業じゃ。自動車保険や火災保険など、一度契約すると毎年継続してくれる顧客が多い。こういう「ストック型」のビジネスモデルは収益が安定しやすいんじゃ。
斎藤利太吾
なるほど、毎年保険料が入ってくるから経営が安定してるんですね。
運用 博士
そういうことじゃ。この会社も連続増配を続けており、株主への還元意識が非常に高い。海外事業も好調で、今後の成長にも期待が持てるぞ。
斎藤利太吾
うわー、なんだか僕でもできそうな気がしてきました!
運用 博士
そうじゃろう。これらの株を毎月のお給料から少しずつ買い集めていく。それが「じぶん年金」作りの確実な第一歩じゃ。じゃが、まずはこれらの株を買うための「証券口座」を開設せねば、何も始まらんぞ。
斎藤利太吾
証券口座!どこで開設すればいいんですか?
運用 博士
今はスマホで簡単に開設できるネット証券が主流じゃ。手数料も安く、新NISAにももちろん対応しておる。無料で口座開設できるから、やる気がある今のうちにサッと申し込んでおくのが得策じゃぞ。
まとめ:今日から始める「じぶん年金」作り
斎藤利太吾
博士、今日は本当にありがとうございました!僕、目が覚めました!今日のポイントは、
- 目先の高利回りより、減配しない「累進配当」を掲げる企業を選ぶ!
- 新NISAを使って、配当金を非課税で受け取り続ける!
- 日々の株価に惑わされず「永久保有」するマインドを持つ!
この3つですね!完璧です!
運用 博士
うむ!よくぞ理解したな、利太吾!お主もやればできるではないか。
斎藤利太吾
もらった配当金で、毎月のスマホ代がタダになったり、電気代が払えたり…って考えると、なんだか未来が明るく見えてきました!
運用 博士
そのワクワクする気持ちが、継続する上で最も大事なエネルギーになるんじゃ。千里の道も一歩から、じゃ。まずは証券口座を開設し、1株でも買ってみることから全てが始まる。行動したものだけが、将来のお金の不安から解放されるんじゃぞ!さあ、今すぐやってみるんじゃ!


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