斎藤利太吾
博士〜!もう疲れました…。NISAで株を始めたはいいんですけど、毎日株価が気になって仕事に集中できないんです…。上がれば嬉しいけど、下がった日はもう最悪で…!
運用 博士
ふむ、利太吾よ。資産を増やしたいという志は立派じゃが、日々の値動きに心をすり減らされていては本末転倒じゃぞ。
斎藤利太吾
そうなんです!もっとこう、精神的に楽な投資ってないんですかねぇ…。
運用 博士
うむ、あるぞ。そんなお主のような「値動き疲れ」の投資家のために、今日は相場を見なくても始められる『第3の不動産投資』について、ワシがじっくり教えてやろう。
斎藤利太吾
第3の…不動産投資!?なんだか難しそう…でも気になります!
株やNISAとの決定的な違いとは?不動産クラウドファンディングの3つの魅力
斎藤利太吾
で、博士!その『第3の不動産投資』っていうのは、一体何なんですか?僕がやってる株のNISAとはどう違うんです?
運用 博士
うむ。それは「不動産クラウドファンディング」という仕組みじゃ。一言で言えば、「インターネットを通じて大勢の人から少しずつお金を集め、その資金で不動産に投資する」というものじゃな。株との違いは、これから説明する3つの魅力に詰まっておるぞ。
魅力①:日々の値動きがない!「ほったらかし投資」の真髄
斎藤利太吾
まず一つ目の魅力は何でしょう?
運用 博士
最大の魅力は、日々の価格変動がないことじゃ。
斎藤利太吾
え!?値動きがないんですか?投資なのに?
運用 博士
そうじゃ。株式や投資信託は、市場が開いている間は常に価格が変動する。だからお主のように、スマホの株価アプリが手放せなくなるんじゃな。
斎藤利太吾
うっ…図星です。
運用 博士
しかし、不動産クラウドファンディングは違う。最初に出資するファンド(投資先の物件)を選ぶ際に、あらかじめ「予定利回り」と「運用期間」が決められておる。
斎藤利太吾
運用期間?
運用 博士
うむ。例えば「運用期間12ヶ月、予定利回り5%」といった具合じゃ。一度出資したら、あとは12ヶ月後の償還(お金が戻ってくること)と分配金を待つだけ。その間、日々の価格チェックは一切不要じゃ。
斎藤利太吾
えー!それって、めちゃくちゃ精神的に楽じゃないですか!まさに「ほったらかし」ですね!
運用 博士
その通り。仕事やプライベートに集中したい者にとって、これ以上のメリットはないじゃろう。「投資はしたい、でも相場に振り回されたくない」という現代人のニーズにピッタリなのじゃ。
魅力②:「1万円」から都心のタワマンのオーナーに!?
斎藤利太吾
なるほど…。でも、「不動産投資」って聞くと、やっぱり何千万円もするアパートを一棟買いするような、お金持ちのイメージが…。僕には無理ですよ。
運用 博士
ふふふ、それも大きな勘違いじゃな。不動産クラウドファンディングの二つ目の魅力は、その圧倒的な「手軽さ」にある。
斎藤利太吾
手軽さ、ですか?
運用 博士
うむ。なんと1万円程度の少額から始められるんじゃ。
斎藤利太吾
い、1万円!?お小遣いじゃないですか!それで不動産のオーナーになれるんですか?
運用 博士
そうじゃ。仕組みは「共同購入」と同じようなもの。例えば1億円の物件に、1万人が1万円ずつ出資すれば成り立つじゃろう?
斎藤利太吾
なるほど!みんなで少しずつお金を出し合うんですね!
運用 博士
その通り。この仕組みのおかげで、我々のような個人投資家でも、本来ならプロの機関投資家しか手を出せなかったような優良物件に投資できるようになった。
斎藤利太吾
すごい!こんな物件に僕のお金が投資されるなんて、夢みたいです!まさに投資の「民主化」ですね!
魅力③:プロが“盾”になる!「優先劣後システム」で元本を守る
斎藤利太吾
でも博士、やっぱり怖いのは「元本割れ」です。もし投資した不動産の価値が下がっちゃったら、僕のお金は減りますよね?
運用 博士
良い質問じゃ、利太吾。もちろん投資である以上、元本保証ではない。じゃが、不動産クラウドファンディングには、投資家の元本を守るための巧みな仕組みが備わっておる。それが三つ目の魅力、「優先劣後(ゆうせんれつご)システム」じゃ。
斎藤利太吾
ゆうせん…れつご…?なんだか難しそうな言葉ですね。
運用 博士
簡単に言えば、「万が一損失が出た場合、まず運営会社(プロ)が損を被り、個人投資家の元本を優先的に守る」という仕組みじゃ。
斎藤利太吾
え?プロが僕たちの盾になってくれるってことですか!?
運用 博士
うむ。出資する際、我々個人投資家の出資分を「優先出資」、運営会社の出資分を「劣後出資」と呼ぶ。不動産の価値が下落した場合、まず劣後出資の部分から損失が補填されるんじゃ。
【優先劣後システムの例】
物件価格1億円のファンドで、劣後出資が20%(2,000万円)の場合…
- ケース①:500万円の損失発生
→ 運営会社の劣後出資(2,000万円)から補填されるため、個人投資家の元本(8,000万円)は守られる。 - ケース②:2,500万円の損失発生
→ 劣後出資(2,000万円)でカバーしきれない500万円が、個人投資家の元本から引かれる。(元本割れが発生)
斎藤利太吾
なるほど!運営会社が先に2,000万円まで損してくれるから、ちょっとやそっとの下落じゃ僕たちの元本は傷つかないんですね!これは安心感がすごい…!
運用 博士
そうじゃろ。この仕組みがあるからこそ、不動産クラウドファンディングは「ミドルリスク・ミドルリターン」の投資と言われておるのじゃ。
初心者でも簡単!不動産クラウドファンディングの始め方【3ステップ】
斎藤利太吾
博士!僕、俄然やりたくなってきました!でも、手続きとか面倒くさそう…どうやって始めたらいいんですか?
運用 博士
安心せい。口座開設から投資まで、すべてスマホ一つで完結するぞ。手順は大きく分けて3つのステップじゃ。
ステップ1:サービス会社を選ぶ
運用 博士
まずは、どの不動産クラウドファンディングの会社に登録するかを選ぶところからじゃ。会社によって特徴が違うから、いくつかポイントを押さえておくと良い。
サービス会社選びの3つのポイント
- 運用実績と償還実績: これまでどれだけのファンドを運用し、きちんと投資家にお金を返してきたか。企業の信頼性に関わる最重要項目じゃ。
- 案件の種類: 都心のマンションが得意な会社、地方の商業施設に強い会社など様々じゃ。自分の興味がある物件を扱っているかチェックしよう。
- 最低投資金額: 多くの会社は1万円からじゃが、中には10万円からのところもある。自分のお財布と相談じゃな。
斎藤利太吾
なるほど、実績は大事ですよね。ちゃんと満期になったらお金が返ってきたかっていう。
運用 博士
うむ。特に「元本割れゼロ」といった実績を公開している会社は、それだけ堅実な運用をしてきた証拠じゃから、一つの判断基準になるじゃろう。
ステップ2:会員登録と本人確認
斎藤利太吾
会社を決めたら、次は何を?
運用 博士
次は会員登録じゃ。メールアドレスや氏名などを入力し、その後、運転免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類をスマホのカメラで撮影してアップロードするだけじゃ。
斎藤利太吾
え、それだけですか?銀行の窓口に行ったり、書類を郵送したりしなくていいんですか?
運用 博士
その必要はない。まさにイマドキのサービスじゃな。審査に数日かかるから、興味のあるファンドを見つけた時にすぐ動けるよう、先に登録だけ済ませておくのが賢いやり方じゃぞ。
ステップ3:ファンド(投資案件)を選んで応募する
運用 博士
会員登録が完了すれば、いよいよファンド選びじゃ。サイトに募集中の案件が一覧で表示されるから、利回りや運用期間、物件情報を見て、これぞというものに応募する。
斎藤利太吾
なんだか、ネットショッピングみたいで簡単そうですね!
運用 博士
うむ。ただし、注意点が一つある。魅力的な案件は人気が集中し、募集開始から数分で満額に達したり、抽選になったりすることも珍しくないんじゃ。
斎藤利太吾
うわー、早い者勝ちなんですね!
運用 博士
そういうことじゃ。だからこそ、複数のサービスに登録しておき、投資のチャンスを逃さないように準備しておくことが重要なんじゃよ。
始める前に知っておきたい!不動産クラウドファンディングの注意点
斎藤利太吾
博士、なんだか良いことずくめに聞こえますけど、本当にそんなうまい話があるんですか?何かウラがあるんじゃないかと、ビビリな僕がささやいています…。
運用 博士
疑う心は大切じゃ、利太吾。どんな投資にも必ずリスクやデメリットは存在する。それを正しく理解した上で始めることが、失敗しないための秘訣じゃ。
注意点①:元本は保証されていない
運用 博士
先ほども言ったが、これは最も重要なことじゃ。「優先劣後システム」があるとはいえ、それを上回るような不動産価格の大暴落が起これば、元本割れの可能性はゼロではない。
斎藤利太吾
リーマンショック級のことが起きたら、さすがに危ないかもしれないってことですね。
運用 博士
そういうことじゃ。あくまで「預金」ではなく「投資」であることは肝に銘じておくのじゃ。必ず「余裕資金」で行うことが鉄則じゃぞ。
注意点②:運用期間中の途中解約はできない
斎藤利太吾
これは結構大事なポイントかも…。
運用 博士
うむ。一度出資すると、定められた運用期間が終わるまで、原則として資金を引き出すことはできん。期間は数ヶ月の短いものから、2〜3年の長いものまで様々じゃ。
斎藤利太吾
急にお金が必要になっても、現金化できないんですね。
運用 博士
そうじゃ。だからこそ、自分のライフプランを考え、当面使う予定のないお金で投資することが重要になる。
注意点③:そもそも投資できないことがある
斎藤利太吾
え?どういうことですか?
運用 博士
先ほども触れたが、人気のサービスや好条件のファンドには応募が殺到する。「先着順」の募集では、募集開始時刻にパソコンやスマホの前で待機していても、数秒で埋まってしまうこともあるんじゃ。
斎藤利太吾
「クリック合戦」になるわけですね…。
運用 博士
まさにそうじゃ。また、そもそも魅力的なファンドが常に出ているわけでもない。だから、一つの会社に絞るのではなく、複数の会社に登録して、チャンスのアンテナを広げておくのが定石じゃな。
まとめ:株の値動きに疲れたあなたの、新しい選択肢
斎藤利太吾
博士、ありがとうございます!今日の話を聞いて、不動産クラウドファンディングのことがすごくよく分かりました!
運用 博士
ほう、では今日のポイントをまとめてみるがよい。
斎藤利太吾
はい!今日のポイントは…
ってことですね!博士!
運用 博士
うむ、完璧じゃ!よく理解したな、利太吾。
斎藤利太吾
これなら、僕みたいに株価のチェックに疲れちゃった人や、NISAの次の一手を探している人にピッタリですね!
運用 博士
その通りじゃ。資産形成のポートフォリオに、株式とは違う値動きをする資産を加えることは、リスク分散の観点からも非常に有効じゃからのう。
運用 博士
人気の案件は本当にすぐに募集が終わってしまう。いざという時に乗り遅れないよう、まずは無料で口座開設だけ済ませて、いつでも応募できる準備をしておくのが賢い投資家の第一歩じゃぞ。


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