斎藤利太吾
はぁ〜、また今月も給料これだけか…。NISAで積み立て始めたはいいけど、世界経済がどうとかでマイナスになってるし、もう何のために働いてるんだか…
運用 博士
利太吾よ、また金のことでため息をついておるのか。お主は根本的なことを見落としておるぞ。
斎藤利太吾
え、博士!根本的なことって何ですか?もっと儲かる個別株とか…?
運用 博士
違うわい!お主が本当に投資すべきは、『お主自身』という、絶対に価値が暴落しない最強の資産じゃ!金融投資よりも確実で、しかも国の制度でお得にリターンを得る方法があるんじゃよ。
斎藤利太吾
僕自身が…資産?国の制度でお得に…?なんだか難しそうですけど、ちょっと気になります!
運用 博士
うむ。この記事を読めば、給料が上がらないと嘆く毎日から抜け出すための、最も堅実な一歩がわかる。しっかりついてくるんじゃぞ!
なぜ「自分への投資」が金融投資より最強なのか?
斎藤利太吾
博士、「自分への投資」が最強って言われても、いまいちピンとこないです。やっぱり手っ取り早くお金が増えそうなNISAとか株の方が魅力的に見えちゃいますけど…
運用 博士
ふむ。その考え方こそが、多くの人が資産形成でつまずく原因じゃ。まずは株式投資との決定的な違いから説明してやろう。
株式投資との決定的な違いは「暴落リスク」の有無
斎藤利太吾
株との違いですか?
運用 博士
そうじゃ。例えば、お主が100万円で買った株が、世界的な不況で50万円に暴落することは珍しくない。NISAであろうと、元本保証はないからのう。
斎藤利太吾
うっ…まさに今、僕のNISAがそんな感じです…。毎日評価額を見るのが怖いですよ。
運用 博士
じゃがな、利太吾よ。お主が必死に勉強して身につけたスキルや知識、取得した資格の価値が、不況を理由に半分になることがあるか?
斎藤利太吾
え?いや、それはないですけど…。
運用 博士
じゃろう!身につけたスキルや資格は、誰にも奪われず、価値がゼロになることもない「無形資産」なんじゃ。これこそが、自分への投資が最強である最大の理由じゃぞ。市場がどうなろうと、お主の頭脳と身体が資本であり続けるんじゃからな。
スキルアップは「高配当株」と同じと考えよ
斎藤利太吾
なるほど…。暴落しないのは分かりました。でも、資格を取ってもすぐにお金になるわけじゃないですよね?そこがやっぱり、もどかしいというか…。
運用 博士
甘いのう!そこは発想の転換じゃ。自分への投資で得られるリターンを「配当金」と考えるんじゃ。
斎藤利太吾
配当金、ですか?
運用 博士
うむ。例えば、会社に評価される資格を取ったとしよう。そうすれば、こんなリターンが見込める。
斎藤利太吾
あ!言われてみれば…!資格手当って、株の配当金みたいに毎月チャリンチャリン入ってくるお金ですもんね!転職で年収が100万円上がったら、とんでもない利益だ!
運用 博士
その通り!株価を毎日チェックして一喜一憂するよりも、よっぽど確実で大きなリターンが期待できるとは思わんか?
自分への投資の正体
暴落しない元本(スキル・知識)を築き、そこから継続的な収入(資格手当・昇給)という名の配当金を得る、最も手堅い資産運用なんじゃ!
【生徒:本当ですね!僕、全然気づいていませんでした…!
国の制度を使い倒せ!「教育訓練給付制度」という裏ワザ
斎藤利太吾
博士の話を聞いて、俄然やる気が出てきました!でも…やっぱり資格スクールとかって、何十万円もするイメージがあって、初期投資が高いのがネックです…。
運用 博士
だからお主は甘いと言っておるんじゃ!国が用意してくれた大盤振る舞いの『バーゲンセール』を知らんのか?それが「教育訓練給付制度」じゃ!
斎藤利太吾
きょ、教育訓練給付制度…?初めて聞きました!一体なんなんですか、それ!?
そもそも教育訓練給付制度とは?
運用 博士
教育訓練給付制度とは、簡単に言えば、働く人のスキルアップを国がお金を出して応援してくれる制度じゃ。雇用保険に一定期間加入している会社員なら、多くの人が利用できる。
斎藤利太吾
国がお金を出してくれるんですか!?
運用 博士
うむ。指定された講座を受講して修了すれば、支払った受講料の一部がハローワークからキャッシュバックされる仕組みじゃ。大きく分けて3種類あるぞ。
- 専門実践教育訓練:受講料の最大70%が戻ってくる(年間上限56万円)
- 特定一般教育訓練:受講料の40%が戻ってくる(上限20万円)
- 一般教育訓練:受講料の20%が戻ってくる(上限10万円)
斎藤利太吾
な、70%!?ほとんど国が出してくれるじゃないですか!こんな制度があったなんて…!
運用 博士
多くの人がこの制度の存在を知らんか、知っていても「手続きが面倒そう」と利用しとらん。まさに知っている人だけが得をする制度なんじゃよ。
使わないと大損!具体的なシミュレーション
斎藤利太吾
最大70%って…具体的にどれくらいお得なんですか?
運用 博士
では、仮に受講料50万円のWebデザインスクールに通う場合でシミュレーションしてみよう。これが「専門実践教育訓練」の対象だった場合じゃ。
| 制度を利用しない場合 | 制度を利用した場合 | |
|---|---|---|
| 受講料 | 500,000円 | 500,000円 |
| 給付額 | 0円 | 350,000円 (70%) |
| 自己負担額 | 500,000円 | 150,000円 |
斎藤利太吾
うわーっ!35万円も安くなる!これなら僕でも手が届きそうです!知らないだけで、今までめちゃくちゃ損してたんですね…ショックです…。
運用 博士
そうじゃ。高いからと諦めていた学びも、この制度を使えば一気に現実的になる。これを使わない手はないじゃろう。
どのスキルに投資すべき?「ポータブルスキル」のすすめ
斎藤利太吾
制度がお得なのはよーく分かりました!俄然やる気です!で、博士、結局のところ、どんな資格やスキルを身につければいいんでしょうか?おすすめはありますか?
運用 博士
うむ。ここで闇雲に資格を取ろうとするのも失敗の元じゃ。重要なのは、『ポータブルスキル』を意識することじゃな。
斎藤利太吾
ポータブル…?持ち運びできるスキル、ってことですか?
「社内スキル」と「ポータブルスキル」の違い
運用 博士
その通り!スキルには2種類ある。今の会社でしか通用しない「社内スキル」と、どの会社に行っても通用する「ポータブルスキル」じゃ。
斎藤利太吾
あー、なるほど。うちの会社独自のシステム操作とかは、転職したら何の役にも立たないですもんね。
運用 博士
そうじゃ。多くの会社員は、知らず知らずのうちにその会社でしか通用しない「社内スキル」ばかりを磨いてしまう。それでは、いざという時に会社に依存するしかなくなってしまうからのう。
斎藤利太吾
うっ…耳が痛い…。
運用 博士
真の安定とは、会社にしがみつくことではない。「いつでも辞められる」という選択肢を持つことじゃ。そのためには、市場価値の高いポータブルスキルを身につけ、自分自身の力で稼げる自信を持つことが不可欠なんじゃよ。
初心者におすすめのポータブルスキル4選
斎藤利太吾
なるほど…!会社に依存しないためのスキル!具体的にはどんなものがあるんですか?
運用 博士
うむ。初心者でも始めやすく、多くの業界で評価される普遍的なスキルを4つ紹介しよう。
- 日商簿記(特に2級以上)
経理や財務の専門職はもちろん、営業職や企画職でも会社の数字を読む力は必須じゃ。すべてのビジネスの土台となる「会計言語」を学べる最強の資格じゃな。 - FP(ファイナンシャル・プランナー)
税金、保険、年金、資産運用など、お金に関する幅広い知識が身につく。金融・保険業界はもちろん、自身の家計管理や資産形成にも直接役立つ、一石二鳥のスキルじゃ。 - ITパスポート
もはやITは一部の専門家のためのものではない。AI、ビッグデータ、セキュリティなど、現代ビジネスに不可欠なITの基礎知識を体系的に学べる。全社会人の必須科目と言っても過言ではないぞ。 - TOEIC(700点以上)
グローバル化が進む中で、英語力の価値はますます高まっておる。特に外資系企業や海外展開を進める企業への転職では、年収アップに直結しやすい強力な武器になるからのう。
斎藤利太吾
どれも聞いたことはありますけど、そんな風に「ポータブルスキル」っていう視点で考えたことはなかったです!これなら、今の会社でも役立ちそうだし、将来の転職にも備えられますね!
まとめ:今日から始める、自分資産の築き方
斎藤利太吾
博士、今日は本当にありがとうございました!もやもやしていた頭の中が、すごくスッキリしました!今日のポイントをまとめると…
- 株やNISAと違い、スキルという「自分資産」は暴落しない。
- 高額なスクールも「教育訓練給付制度」を使えば、国のお金で格安に学べる。
- 狙うべきは、会社に依存しないための「ポータブルスキル」。
運用 博士
うむ、その通りじゃ。よく理解したな、利太吾。
斎藤利太吾
はい!もう給料が上がらないって嘆くだけなのはやめます!未来の自分のために、今日から行動します!
運用 博士
その意気じゃ。株価を毎日チェックして一喜一憂するその時間を、1日30分でも自分への投資に回してみるんじゃ。数年後、お主の市場価値は驚くほど高まっておるはずじゃぞ。
運用 博士
まずは、厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」で、自分が興味のある講座が対象になっているか調べてみるのが第一歩じゃな。さあ、今すぐ行動するんじゃ!未来は待ってくれんぞ!
斎藤利太吾
はい、博士!さっそく検索してみます!ありがとうございました!


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